4月の誕生石「クォーツ」「ダイヤモンド」「モルガナイト」

「クォーツ」石英(せきえい)・水晶(すいしょう)



石のちから
開運/気の浄化/祈願達成/併せて持つ他の石の力を高める相乗効果
/持つ人を選ばない万能の石/潜在能力を開花させる/調和・統合・強化をもたらす/パワーストーンの浄化/空間の浄化

石の由来と特徴
パワーストーンを代表する石で一般的には「水晶(クリスタル)」と呼ばれています。太古の昔から、広く世界中の人々に装飾品や通貨として親しまれ、普段の生活にはもちろん大切な祈祷や儀式など神聖な場所でも用いられ、あるいは病気治療の際にも用いられたそうです。含有物や埋石環境で色や模様が異なり、その状態でアメジスト、アゲート、シトリン、ローズクォーツなどの別称で呼ばれます。中でも透明度の高いものを「ロック・クリスタル」と呼び、あらゆる物事を浄化して、よいパワーを増強する最強の石と言えます。名前は、古代の人々がクォーツを氷の化石と考えていたことから、ギリシャ語の「krystallos
(氷)」が由来となっています。


「ダイヤモンド」金剛石(こんごうせき)



石のちから
永遠の愛の象徴、カリスマ性を高める
色別のパワー:[ブラック]非常に強いエネルギーを持つ。不運や邪悪なものから身を守る最強の護符。目的を達成させる/[イエロー]絆を強める。富と財運

石の由来と特徴
ギリシャ語で征服しがたい、屈しないという意味の「amadas」がダイヤモンドの語源。和名の「金剛石」は、仏経典にある「金剛不壊(こんごうふえ)、金属のように硬く、壊れにくいの意味」という言葉に由来しています。最高硬度を誇ることから「固い絆」、透明度の高さから「ピュアな愛」などの意味が込められエンゲージリングの定番になりました。鑑定(ダイヤモンド・グレーディング・レポート)は鑑別書と異なり、4C(カラー・クラリティー・カット・カラット)という基準に基づきグレード(ランク)分けしたもので、「鑑定書」はダイヤモンドだけに発行されています。


「モルガナイト」モルガン石(もるがんせき)



石のちから
古風で奥ゆかしい女性になれる/愛の本質を教え、人格に深みをもたせるため、精神的にも安定し、ささやかな幸せを見いだせるようになる/恋愛が長続きしない時に/女性ホルモンの活性化/PMSや冷え性の方に
女性がもつことで、大切な人との関係において相手を思いやり、献身的な愛情を高めます。

石の由来と特徴
アクアマリン(p.42)やエメラルド(p.144)と同じベリル(p.196)に属する石で、ピンク色のものをモルガナイトと呼びますが、「ピンクアクアマリン」と言われることもあります。1911年にマダガスカルで発見された比較的新しい石で、銀行家で宝石愛好家でもあったJ・P・モルガン氏に因んで、宝石学者のクンツ博士が名付けました。ピンク色は、主に含有されるマンガンによるもので、その含有率などや他の微量成分との関係によってピンクからオレンジがかったタイプのものなど発色の傾向に個体差があります。